テラヘルツ波の「2つ」の分類

人工的に発生させるテラヘルツ波と、自然発生しているテラヘルツ波。知っていただきたいのは「自然発生しているテラヘルツ波」です。

ガイアの水135の「テラヘルツ波」を語るうえで、この視点が好きです。

テラヘルツとは何なのか?

「目に見える光」と「目に見えない電磁波」の中間の目に見えない光がテラヘルツ波です。1秒間に1兆回の振動をしていて、生命光線育成光線ともよばれています

生命活動に必須な波長帯だと分かっています。そして温度では、1THzが-225℃。10THzが207℃。その間に、丁度私たちの体温あたりが。ドンピシャな波長帯です。身体の健康と密接なことが感じられます。

テラヘルツ波とは、この「光」と「電波」の中間の周波数帯域、1THz(テラヘルツ)前後の電磁波を指す。これまで色々な可能性を指摘されながら、光や電波を使っている分野の人々には“扱いにくい領域”として、長い間日の目を浴びなかった。それが、近年最も可能性を秘めた未開の電磁波として、世界中から注目を集めている。

東京工業大学

宇宙、地球のあらゆる生命、物質が自らテラヘルツ波を放射し、周りからも吸収しています。

テラは「10の12乗」という意味。キロ(10の3乗=千)、メガ(10の6乗=百万)、ギガ(10の9乗=10億)、テラ(10の12乗=兆)という表現は馴染みあるのではないでしょうか?

ヘルツは1秒間あたりの振動回数を表す周波数の単位。1秒間に1回振動の周期(周波数)が1ヘルツです。2回なら2ヘルツ。1兆回なら1兆ヘルツ(つまり1テラヘルツ)

発生と検出が困難だったので、近年まで未開拓領域だったそうです。そのテラヘルツ(THz)波は近年は研究開発が盛んな分野です。

テラヘルツ波は2種類あるんです

現代技術では、電子回路を使って人工的に発生させることが出来るそうです。これが波の位相や波長が揃っているコヒーレントなテラヘルツ波です。

なるべく単純に考えると、

たとえば、1テラヘルツ(1000ギガヘルツ)から999テラヘルツ(ほぼ1ペタヘルツ)までのテラヘルツ波があるとすると、そのうちの特定の波長帯のテラヘルツ波のみが強力なのがコヒーレントな波長のイメージでしょうか・・

応用分野として工業的な方向性のイメージがあります。いろいろ検索してみると多くヒットしますよ。

100ギガヘルツから10テラヘルツまでの間が未開拓領域だった「テラヘルツ帯」と呼ぶみたいですね。

これに対して自然界には多種多様なテラヘルツ波が存在しています。それは微弱でインコヒーレントなテラヘルツ波と呼ばれます

自然界のインコヒーレントなテラヘルツ波

「宇宙や自然界のすべての物質・生命は、そのすべてがテラヘルツ波を放射していて、同時に吸収している」と言われてます

自然界に存在するテラヘルツ波の位相や波長はバラバラ。多種多様。この自然界のインコヒーレントなテラヘルツ波は、人工的に生み出す強力なテラヘルツ波と比べると放射量ははるかに微弱。

しかし、これこそに、生命活動の本質的な神秘な性質や効果があり、それらは今後明らかにされてくる。そう思われます

いいかえると、宇宙も含めてこの世界には「テラヘルツ波を放射していないものは存在していない」ということ。強弱はあっても、ある特定の物質だけが放射しているわけではありません。

繰り返しになりますが、全ての存在が様々なテラヘルツ波を放射して相互に吸収している。これがこの世界全体の生命活動の大きな仕組みともいえる。そう思います。

先ほど1テラヘルツから999テラヘルツまでの幅があるということを書きましたが、微細な生命活動は、こういった1テラヘルツ単位などという粗い区切りで影響しあっているのでは決してないと感じます。きっとそれは、もっと細やかで、もっと微細で、実に精妙で完璧な美しいものではないでしょうか?生命が互いに支え合って、単独では誰も存在できない。そのうえ、全く同じものは何一つない。この世界をそのように感じることができるのと同じくらい様々な生命エネルギーが、この自然界のインコヒーレントなテラヘルツ帯の波長にはあるんだろう・・・って直感します。

ガイアの水135は、このインコヒーレントなテラヘルツ波です。面白いのは、自然界の中でも強力にテラヘルツ波を放射する鉱石が使われている点です。

川田薫先生の「いのちのエネルギー」を読むと、生命の微細な世界を感じずにはいられません。

ロシアの物理学者によるキルリアン写真。

生命が放つ生体エネルギーの写真にキルリアン写真があります。テラヘルツに近い要素(あるいはそのもの)ではないかと感じます。(下記wikipediaより)

1939年頃にロシア人電気技師であるセミヨン・ダヴィドヴィッチ・キルリアンとヴァレンティナ・キルリアン夫妻によって作り出されたと言われている。夫妻は生きた有機体が放つエネルギーの多彩で複雑な放出をとらえた写真として発表した。 

夫妻の報告によれば、「しおれた葉のまわりにある場はほとんどまったく揺らめく光を示さず」「葉が徐々に死んでいくにつれ、その事故放出もそれに見合って減少し」「葉が完全に死ぬと全く放出がなくなる」ということであり、その写真によって見出される生体エネルギーは十分な量の新鮮な食物を食べない或いは生のものを滅多に食べない動物(人間も含む)には保持できないということだった。 夫妻はこの功績により、レーニン勲章を授与された(引用ここまで)