こんにちは室長のおかてつです。ちょっとB1アダプターについて触れておいた方が良いと思う部分があります。
上の写真のアダプターをくらべて見てください。(似てます)
「B1(W22山20)」と「M22×1.25」を比較してみると
記事タイトルに書いたように「互換性がある」と言われています。実際はわずかに違うようです。
ネジの外径(直径) | ねじ山のピッチ | |
W22山20(B1)※標準 | 22mm | 1.27 |
M22×1.25 ※別売 | 22mm | 1.25 |
ピッチとは「ねじ山の、山と山の距離」だそうです。
あるねじ山の一覧表のピッチをみると「0.5」「0.75」「1.0」「1.25」「1.5」「2」「3」「4」・・・という単位で揃っていました。
この幅からみると0.02の違いは「ほとんど同じ」という捉え方になるのかもしれません
互換性があることの考察
蛇口側が「M22×1.25」の場合でも「W22山20が互換性があり使えます」と言い切る水廻りの専門会社もネットではありました。
私はこれは「事実上問題なく使えて続けている実績があるんだろう」と感じています。
それについて、図にまとめました。
蛇口側の規格「M22×1.25」に対してガイアの水135蛇口浄水器のアダプター「B1(標準)」を実際に使っている方は結構いらっしゃるのではないかと推測しています。
B1は大きさピッタリとハマり、そして・・回ります。
さらに・・きゅっと締まります。浄水しても漏れません。なので「これで良し」となっても何の不思議もありません。
実際はこちらの記事にて体験したことが、これにあてはまるものです。この時私は微細に回してB1とB3(M22×1.25)を両方試したんです。その時にピッチの違いを感じたんですね。
この0.02ピッチの違いでも問題が無い事実が「互換性がある」とされる理由だと思います。
注意点
蛇口側が金属の場合、B1アダプターのねじ山を破壊しないように注意。
というのは、B1は微妙にネジピッチが違うため「押し込んだ感」があるからです。「金属対プラ」だからハマるけれど、これが金属と金属だったらハマらないんじゃないかな?」って感触でした。
だからです。
蛇口浄水器を取り外して他の場所で使うなどで「脱着を繰り返す」あるいは「過剰に締め上げすぎる」などがあるとプラ製のB1ねじ山はそのたびに歪んで痛んでくると思います。
やがて、ねじ山が緩くなって「浄水時のポタポタ漏れ」を引き起こすことは有り得ます。
もし心当たりある方は、漏れたのは、この理由かもしれません。
規格を調べて、またB1アダプターを取り寄せるか?いやいや、正規のM22×1.25(B3)を取り寄せるのか?を選んでも良いと思います
あくまで何回も脱着を繰り返す場合です。そうでなければ、おそらく長期安定して使えると思います。
まとめ
B1アダプターの互換性について、状況はおわかりいただけたでしょうか?
M22×1.25の場合、正式な別売りアダプターを選ぶのもよしですし、「B1でOKだったらそれでいいや」もありだと思います。
蛇口浄水器を取り外して使う方は「規格通り」がおススメです。
なお、愛用者登録をしておくことで2年毎に本体新品交換の制度があり、これを利用するならばアダプターも新しいものになるので「互換性状態」でも安心ですね。